喉が痛いですか?そんなときは喉に優しい豆乳とかぼちゃのポタージュを飲んでみましょう。
スープには喉に良い食材がたくさん入っていて(食材の全てが喉にいい!)しかも簡単に上手に作れますので、ぜひ試してほしいです。
豆乳とかぼちゃのポタージュに必要な、喉にいい材料
かぼちゃ:
消炎作用のあるビタミンKが豊富に含まれています。
玉ねぎ:
玉ねぎに含まれるアリシンが抗菌、殺菌、抗ウイルス作用があり のどの炎症を抑えます。特に生の玉ねぎには殺菌作用があります。
豆乳:
オメガ‐3脂肪酸が含まれています。オメガ‐3脂肪酸は炎症を促進する働きから保護してくれます。
豆乳の選び方ですが、調理で使うので甘味料が入っていない純粋なものを選びましょう。
ブイヨン:
ポタージュなどに使われる出汁で、肉や骨と香味野菜を煮込んで作られます。実際は洋風の出汁なら何でも大丈夫です。
(詳しくは⇒[コンソメ][ブイヨン][フォン]の違いを実際に検証【市販品から手作りまで使い方や味の比較】)
オリーブオイル:
豆乳と同様にオリーブオイルにはオメガ‐3脂肪酸が含まれています。オメガ‐3脂肪酸は炎症を促進する働きから保護してくれます。
塩:
日本人は塩分を取り過ぎる傾向にあります。WHOの一日の目標塩分量は5g、厚生労働省の一日の目標塩分量は成人男性が9gで成人女性が7.5gに設定されています。
ローズマリー:
抗菌作用や抗ウイルス作用などがあります。
シナモン:
毛細血管の血行促進、抗菌作用などがあります。
簡単な作り方
1 かぼちゃを蒸します。簡単に作るときは電子レンジで熱を通します。
2 オリーブオイルで火が通るまでさっと玉ねぎを炒めます。
3 鍋にかぼちゃと玉ねぎとブイヨンを入れ、軽く煮ます。
4 ミキサーで3をペーストにします。
5 4のペーストを鍋に戻し、豆乳とローズマリーとシナモンを加え、さっと煮ます。
6 お皿に盛り付けて、出来上がりです。温かいうちに食べましょう。
栄養を逃がさないコツ・ポイント
コツは3つだけです。
1 豆乳で喉にアプローチ
牛乳や生クリームを使う代わりに炎症を促進する働きから保護してくれる成分が含まれる豆乳を使うことで、喉が痛いときに効くスープになります。
2 玉ねぎは油と一緒で喉にアプローチ
玉ねぎに含まれるアリシンは細胞が壊れることで発生する成分です。刻んだり、火を入れたりしてから食べると効果が一層あると言われています。しかしアリシンは熱に弱く、しかも水に溶けやすい性質を持っています。油と一緒に摂取することでアリシンは壊れにくくなるようです。その為、今回のようにスープにして食べるのはアリシンを取るのに効果的な食べ方の一つです。
また、アリシンはビタミンB1と一緒に調理すると良いです。理由は、豆乳などに含まれるビタミンB1は水溶性で熱に弱く、調理で半分ほどが失われてしまうのですが、アリシンと一緒に調理するとビタミンB1の損失が軽減されるからです。
3 抗菌作用があるローズマリーとシナモンで喉にアプローチ
ローズマリーとシナモンを加えると、見た目がきれいになり風味が増すだけではなく栄養的にも良いです。ローズマリーとシナモンは共に抗菌作用があります。
カロリーと栄養
一日に摂るべきそれぞれの栄養素の基準値と比べて、摂取できる量が多いのはこれらの栄養素です。
脂質、炭水化物、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、銅、ビタミンB6 、葉酸、ビタミンC、食物繊維です。