家庭料理, 通年

イイ女の得意料理が肉じゃがである3つの理由とモテる肉じゃがの作り方~理由編~

一時期流行った「得意料理はビーフストロガノフ」ではなく、王道の「得意料理は肉じゃが」がなんだかんだ胃袋を掴めるあざとい料理であることには3つの最もな理由がある。その理由は同時に、計算高い女子が肉じゃがを得意料理に上げる理由でもある。肉じゃがの謎をここに解き明かしていきたい。

 

和食である

和食をチョイスするそのセンスが、あなたが摩訶不思議でやばいやつではなく常識を持ち合わせた持ち主であることを証明する。カフェのような可愛いごはんなんて出すセンスはあなたが攻略したい彼には受け入れがたいのである。彼がよく知っているメニューを出すという地に足がついた感覚が求められている。この女子が地雷ではないと認識させ安心させる術が和食、ひいては肉じゃがにあるのだ。

面取りや出汁など、他の女子を蹴散らして半歩先をいけるテクニックが肉じゃがにはある。本当はめんどくさくて普段はやらないそのひと手間の作業愛情という記号に変換してもらえるよう、あくまでもそれらの作業を行ったという事実をさりげなく主張し証明すれば、胃袋だけでなく心までも掴めること請け合いだ。

 

気取らない家庭料理である

長い名前の呪文料理や最先端な食材を積極的に取り入れた肩ひじ張る料理。それに比べてなじみがありすぎるといっても過言ではない肉じゃが。小さい頃から食べ親しんだ料理が一番おいしい、これが事実だ。最先端であるがゆえに材料費が高く、それなのに対しておいしくはない料理。そんなものを出し日にはあなたの味覚と金銭感覚は疑われ、その疑念を払しょくするためにいつも以上に庶民派を演出しないといけなくなるのだ。料理にオシャレは必要ない。百害あって一利なしである。

数ある家庭料理の中で、なぜ肉じゃがなのだろうか。なぜ定番のハンバーグやカレーではだめなのか。ハンバーグやカレーは肉じゃがと同様に気取らない家庭料理であり、さらに簡単で失敗が少ないから大体の女子がおいしく作ることができる人気料理だ。(たまにハンバーグも致命的にまずい方もいらっしゃるが。)だから彼の胃袋を独占したいなら、普通のハンバーグやカレーでは大差がつかない。そればかりか、過去の女子とメニューがかぶってしまう悲劇が乱発するのだ。確かに肉じゃがもその悲劇が起きる可能性をはらんでいる。しかもハンバーグやカレーよりも料理のセンスが問われる。ある意味では肉じゃがは鬼門の料理なのである。しかし、その問題を無事に乗り越えさえすれば、あなたは料理というジャンルにおいては過去未来の女子の頂にそびえたつことができるであろう。

 

 

おふくろの味である

あなたが真の意味で彼の胃袋を掴み、そして女子の頂に立つには、おふくろの味を制覇しなければならない。

家庭料理は地域差などのあらゆる因子によって各家庭で味が違ってくるが、肉じゃがは王道の家庭料理であるがゆえにどの家庭でも作られており、その味の違いが顕著に現れる料理である。この意味において肉じゃがの多様性に挑戦するということはチョモランマに挑むかのように非常に危険な料理であるとも言える。しかし事前におふくろの味、言い換えると彼の家の味の特徴を調査すればその難易度はぐんと容易になるであろう。

心配には及ばない。次の3点を正確に把握すれば、成功への道は約束されたも同然である。

さて、その3つとは;

1 使う肉は「豚」か「牛」か。

肉じゃがの肉は「豚」あるいは「牛」の一択だと思っていないだろうか。

否、日本は広いのだ。日本では肉を、西日本では肉を使う傾向がある。

と彼のお母さまの出身地をしっかり調べておこう。

なぜ母親の出身地までと疑問にお思いだろうか。母親が息子とは別の地域で育った場合、ちゃっかり自分の出身の味で息子の味覚を教育しているケースもあるのだ。備えあれば憂いなしである。

 

2 使う調味料は「砂糖」か「みりん」か。

煮物には砂糖とみりんを両方使うご家庭と、砂糖は使わずにみりんのみ使うご家庭がある。

どういう味付けで育ってきたのか、日頃から観察を怠ってはならない。

 

3 じゃがいもはどのくらい煮崩れているのか。

肉じゃがの調理のポイントの1つはじゃがいもの煮崩れ具合である。

煮崩れしないじゃがいもで育ってきたのか、それとも崩れたじゃがいもで育ってきたのかによって好みのじゃがいもの煮崩れ具合は異なる。

しかし育ちが個人の嗜好にそのまま比例するかと問われれば、そうではない。

観察する機会はそう多くはないだろうから、こればかりは自然に聞き出すか、素直に確認してみるしかない。

 

得意料理を聞かれて頭の切れる美女が「肉じゃが」と答える理由は、肉じゃがが①王道の和食であることから外す可能性が低いこと、②家庭料理であるがゆえにお高く留まらない自分をアピールできること、➂個々人に理想の味(つまりおふくろの味)があるために、美女を媒介としてその味を質問者に思い起こさせることができる料理であることだからだ。

モテの世界では、料理は戦略的にするものであるらしい。

 

 

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