「喉が痛い!」そんなとき、皆さんは生姜の存在を思い出しませんか?
生姜は体を温め、喉にも良いイメージがありますが、まずはなぜ生姜は喉にいいのか確認していきましょう。
喉の【炎症を抑える】【粘膜を守る】【粘膜を修復する】【日頃のケア】の4つに分類した食材とレシピをまとめた喉が痛いときの食べ物と飲み物・作ってあげたいごはん(炎症抑制・粘膜保護・修復・ケア)【32選】もあるので詳しく知りたい方はどうぞ。
生姜の効果は?
それはずばり、炎症を抑えてくれます。
生姜は辛み成分であるシンゲロールを加熱するとショウガオールに変わり、ショウガオールは鎮痛効果、抗菌作用、血行促進効果があります。
また、刺激のある生姜の香り成分にも鎮痛効果、抗菌作用、血行促進効果、吐き気を抑える効果があり、風邪に効くと言われています。
生姜のレモネード
夏は冷水か炭酸で、冬はお湯で作るとおいしく飲めます。
材料
生姜:
生姜は殺菌作用や、体を温める働きがあります。
はちみつ:
殺菌作用と抗炎症作用があり、喉の炎症を抑える働きをしてくれます。
レモン:
レモンと言えばビタミンCです。100gあたり~のビタミンCが含まれています。
レモンのすっぱい酸味成分は、クエン酸です。疲労回復の効果があります。
疲労回復、美肌、ミネラルの吸収を良くする働きなど、良いことだらけです。
レモンは汁よりも皮の方が栄養が多く含まれています。無農薬のレモンで皮ごと食べたいですね。
つまり、生姜のホットレモネードは咳をし過ぎて喉が痛いときには持って来いの飲み物です。
そして生姜には体を温める効果があり、レモンには疲労回復の効果がある為、疲れて帰ってきた寒い日の終わりには特に積極的に飲みましょう。
作り方
1 レモネードのシロップを作ります。作り置きすれば毎日レモネードを飲むことができます。
無農薬レモンを輪切りにし、はちみつに浸します。
冷蔵庫で1日置いておきます。
2 冷蔵庫で寝かせた結果、レモンのエキスがはちみつと混ざった状態になります。
その液体を適量コップに入れます。(味は確認しながら調節してください。)
生姜をおろし器で擂り、シロップが入ったコップに加えます。(生姜をスライスにするとカフェ風になります。)
3 湯か冷水または炭酸水をコップに加えてます。
4 お好みで、レモンの輪切りを飾りましょう。
しょうが葛湯(柚子風味)
本葛のとろみと生姜のピリッとする風味がやみつきになる冬に飲みたい生姜のホットドリンクです。柚子を足せば爽やかに、はちみつを足せばとろりと甘く、アレンジ次第で飽きずに楽しむことができます。
材料
本葛:
秋の七草の一つ、葛の根からデンプンを取り出したものが本葛です。
ごま豆腐や葛切りなどに使います。
体を温める働きや、イソフラボンが含まれているので女性に良い様々な働きをしてくれます。
柚子:
爽やかな青い柚子は夏~秋が旬で、濃厚な黄色い柚子は冬が旬です。
殺菌、消臭の働きがあります。
生姜:
生姜は殺菌作用や、体を温める働きがあります。
はちみつ:
殺菌作用と抗炎症作用があり、喉の炎症を抑える働きをしてくれます。
作り方
1 生姜をスライスします。(すりおろしても可)
2 水、本葛、生姜、はちみつをお鍋に入れます。
水150mlに対して本葛は10gです。
3 弱火にかけながら、白い色が透明になるまでゆっくりとかき混ぜます。
4 柚子をしぼって最後に加えます。
お好みで柚子の皮を削って入れると見た目が美しいです。
ホットスムージー
温まりたいときはホットスムージーがおすすめです。
(「【貧血改善の食事】スムージーで簡単朝ごはん!ドリンク3選(しっかり鉄分・栄養補給)」でも紹介しており、貧血の方にもおすすめです。)
材料
リンゴ:
ビタミンC、銅、カリウムなどを豊富に含んでいます。
リンゴの皮にはカリウムやビタミンEやポリフェノールなど、栄養が詰まっています。表面についているワックスには気を付けながらも、なるべく皮ごと調理しましょう。
ほうれん草:
ほうれん草は生だとシュウ酸を含み、鉄分の吸収を阻害します。
茹でてから調理しましょう。
生姜:
生姜は殺菌作用や、体を温める働きがあります。
はちみつ(お好みで):
殺菌作用と抗炎症作用があり、喉の炎症を抑える働きをしてくれます。
作り方
1 ほうれん草を湯がきます。生姜とリンゴは小さく切ります。
2 1の材料と湯をミキサーでミキシングします。
3 器に入れて、出来上がり。甘さが欲しい方はお好みではちみつを垂らしてもおいしいです。