チョコレートは貧血に効くのか?
チョコレートは100gあたり鉄分が2.4mg含まれています。鉄分が含まれている量としては多い食材です。
しかし同時に鉄分の吸収を邪魔する栄養成分が含まれています。またカロリーが高い為、食べ過ぎに気を付ける必要があります。
以下でチョコレートの栄養、食べ合わせ、鉄分を摂るレシピをお伝えします。
Contents
チョコレートのカロリーと栄養
スイートチョコレートはカカオマス、カカオバター、砂糖、レシチン、香料が入っています。
100gあたり558ckalです。
栄養成分は鉄分2.4mg、銅0.55mg、ビタミンB12 0μg、葉酸18μg、ビタミンC 0mgが含まれています。(食品成分データベースより引用)
しかしチョコレートにはタンニンが入っています。
タンニンは鉄分の吸収がしにくくなります。その為、実際の鉄分の吸収は少ない可能性があります。
タンニンは緑茶や紅茶などのお茶やコーヒーにも含まれています。
チョコレートを食べる上でこれだけは気を付けたいこと2つ
鉄分を摂りたいと思ってチョコレートを食べるなら、気を付けたいことが2つあります。
貧血なら、食べ合わせ注意!
チョコレートは鉄分が豊富です。
カフェインは鉄分の吸収を阻害するので、鉄分を摂取する前後30分はカフェインを控えましょう。
カフェインを含むコーヒーや紅茶はチョコレートに合いますが、出来ればカフェインレスのものにしたいですね。
ハーブティーにもタンニンを含むものがあので、確認してから飲みましょう。
それか、貧血のことは忘れておいしい飲み物とチョコレートを楽しみ、鉄分は他の時間の食事で補うように切り替えましょう。
砂糖が入っているので、食べ過ぎ注意!
自分でチョコレートのお菓子を作る場合は白砂糖をブラウンシュガーやはちみつに変えると、風味が少し変わりますがカロリーが抑えられて栄養が上がります。
市販のチョコレートを食べる場合はダークチョコレートを選ぶようにします。
白砂糖:384ckal、鉄分Trg、銅0.01mg、ビタミンB12 0μg、葉酸0μg、ビタミンC 0.1mg
黒砂糖:356ckal、鉄分4.7mg、銅0.24mg、ビタミンB12 0μg、葉酸10μg、ビタミンC 0mg
はちみつ:303ckal、鉄分0.2mg、銅0.04mg、ビタミンB12 0μg、葉酸7μg、ビタミンC 0mg
チョコレート一緒に食べたい飲み物・食材
ベルガモットはチョコレートとの相性が良いです。
ベルガモットの香りを付けたアールグレイティーはチョコレートの濃厚さをベルガモットの爽やかな香りで中和させます。
しかし貧血対策をする場合、紅茶はカフェインを含むので、デカフェのアールグレイティーにしましょう。
デザートで鉄分を補うなら何がいいでしょうか。
くるみやプルーンにも鉄分が含まれています。
チョコレートやくるみやプルーンがざくざく入って食感が楽しいブラウニーがおすすめです。
トッピングにクコの実やカカオニブなど合わせてもいいですね。
チョコレートを使ったレシピ:チョコレートカレー、ショコラショー