プルーンは鉄分が豊富だと言われていますが、実際には鉄分は多く含まれてはいません。
それなのにプルーンが鉄分に良いと言われるのは何でなのか、保存ができるプルーンのワイン煮(浸け)で鉄分を多く摂れるようにするコツがあります。
プルーンの栄養
プルーンは栄養満点です。ミネラルやビタミンなどがバランスよく含まれています。
貧血と言ったらプルーンと言われるほど、一般的にはプルーンには鉄分が多く含まれているイメージがあります。
しかし実際は鉄分は100g当たり02.mgしか含まれておらず、その量は決して多いとは言えないのです。
でもいいこともあります。プルーンはミネラルやビタミンなどがバランスよく含まれています。そして多くのミネラルやビタミンは鉄分と一緒に摂ると鉄分の吸収率がよくなります。この理由から、プルーンは貧血にいいのです。
ただし、食べ過ぎには注意です。1つにはカロリーが高いから、そして食べ過ぎるとお腹がゆるくなってしまうからです。
プルーンのワイン煮(浸け)のコツ2つ
1つ目、白ワインを使うこと。
プルーンをワインで調理するときは赤ワインを使うことが多いです。赤ワインとプルーンは味の相性がバッチリです。
でも貧血を治したくて鉄分を含む食べ物をたくさん食べようと思うなら、赤ワインではなく白ワインを使いましょう。
赤ワインに多く含まれるタンニンは体の中で鉄分と結びついて、鉄分は吸収されずに体の外にでてしまいます。だから白ワインを使います。
プルーンに含まれる鉄分自体は多くはありませんが、貧血なら少しでも多くの鉄分を摂取したいですね。
2つ目、甘口ワインを使うこと。
特にセミヨンを使うと甘くておいしくなるのでおすすめです。
セミヨンはフランスやオーストラリアで作られることの多い白ワインの品種です。貴腐菌の作用で甘口ワインに仕上がり、特徴はなめらかでしっかりとしています。
プルーンの白ワイン煮のレシピ
1 プルーンと、プルーンがかぶるくらいの白ワイン、シナモンスティックを鍋に入れます。甘さが欲しい場合はお好みで砂糖を入れます。
2 白ワインからアルコールを飛ばし、水分がなくなってプルーンがふっくらとするまで煮ます。
3 冷まして完成です。
ワイン煮はヨーグルトにかけて食べたり、料理に使ってもおいしく食べられます。
プルーンの白ワイン浸けのレシピ
1 プルーンと、プルーンがかぶるくらいの白ワインを容器に入れます。
2 一晩冷蔵庫で保存したら食べ頃です。
ワイン浸けはふっくらとしてジューシーさが増し、あんずのような味わいになります。
そのまま大人のおやつとして食べるのが一番おいしいです。