和食でも洋食でも、朝ごはんの定番おかずは卵料理です。多くの人にとって、卵料理から一日が始まります。
スクランブルエッグやオムレツに、ベーコンやソーセージを付けた朝食が提供されることが多く、世界中で様々な形で食べられています。
そして日本では、卵焼きや出汁巻き卵が朝食のおかずの定番の一つになっています。
他にも、おいしい卵料理がたくさんあります。目玉焼きや生卵を入れた卵かけご飯やポーチドエッグ、茶わん蒸しやスフレなど、調理方法を変えれば毎日飽きずに卵料理を堪能できます。
朝ごはんの定番の卵料理はたった2つのコツを覚えれば、大体が上手にできます。
和食の定番・出汁巻き卵、忙しい朝でも簡単に作れるスクランブルエッグ、そして上手に作れれば一人前の証であるオムレツはこの2つのコツが重要です。
卵は貧血にいいの?
卵は貧血に良い食材だと言われています。
特筆すべき卵の栄養は何といっても良質なたんぱく質で、ビタミンB2も豊富に含んでいます。
鉄分をたくさん吸収するにはたんぱく質と一緒だと相性がいいので、たんぱく質豊富な卵はバッチリです。
卵1個の栄養は、たんぱく質 6.15g、鉄 0.9mg、ビタミンB6 0.04mg、ビタミンB12 0.5μg、葉酸 22μgです。
食べ合わせ次第ではさらに鉄分を摂れるので、卵と一緒に何を食べるかを考えながらレシピを考えると、自分だけのレシピをどんどん増やしていくことができます。
例えば、スクランブルエッグやオムレツにはほうれん草を入れる、卵焼きには海苔を入れるなど様々なアレンジができ、飽きずに卵料理を楽しめます。
卵料理のコツって何?
卵料理に共通するコツは2つあります。
1つ目は、卵を混ぜすぎないこと。卵のコシを大切にすると上手に調理できます。
ただし、茶わん蒸しなどなめらかさを重要視する料理の場合は丁寧に卵を混ぜます。
2つ目は、火加減に注意すること。弱火~中火で調理すると卵を調理しやすいです。
ちょっと焼き加減が足りないと感じるくらいで火を止めると上手に調理が出来ます。
和食派の朝食は出汁巻き卵
日本食の朝ごはんと言えば、出汁の効いた卵焼きを思い浮かべるのではないでしょうか。
出汁巻き卵は卵、鰹ベースの出汁、本みりんを材料とすることが多いです。
作り方はこちらをご参照ください。⇒「ふんわり出汁巻き卵を作るコツは混ぜ方と火加減」
ほうれん草と合わせたいスクランブルエッグ
スクランブルエッグは、卵と乳製品に塩コショウで味を調えて炒る卵料理です。
ほうれん草との相性が良く、貧血には嬉しい料理です。
作り方はこちらをご参照ください。⇒「基本的な半熟卵のスクランブルエッグのコツ/4つのシンプルな材料(牛乳・生クリーム・卵・塩コショウ)」
明日の朝ごはんの卵料理は何にしましょう?
忙しい朝には卵かけご飯、時間のとれる休日にはエッグベネディクトと、朝食にピッタリ合う卵の料理はたくさんあります。